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鍛造のミクロ100倍写真
鍛造のミクロ100倍写真
鍛造と鋳造の製法の違い
 軽合金ホイールの製法には大別して鋳造と鍛造の2種類があります。金属を熱して溶かし、鋳型に流し入れた後に冷却して型から外すという工程を鋳造と言います。鋳造は、大量生産に適し一般的によく知られた金属加工方法です。これに対して鍛造は、金属を加熱し圧力をかけ、鍛えながら目的の形にする加工法で、日本刀は古くから鍛造で作られています。BBSホイールの場合、ビレットと呼ばれる素材を約450℃前後に加熱しながら1平方cmあたり4トン(4000kg)以上の圧力をかけて金型に押しつけ成形を行ないます。
 
鍛造は技術的に難しく大量生産ができない
鋳造のミクロ100倍写真
鋳造のミクロ100倍写真
 鋳造と比較して、鍛造は大量生産には向かない製法です。しかし、鋳造では溶けた金属を金型に注入する際に空気を巻き込んだり、冷えて固まる際に金属内部に細かい空気孔ができ、金属組織も粗く方向性のない状態になってしまいますが、鍛造では空気孔は全くできず組織も極めて密となり高い強度が得られます。それらの金属組織の違いは、目で見ても確認できるほどのものです。軽量でしかも高機能のホイールを実現するために、BBSが大量生産に向かず技術的に難度の高い鍛造という製法を敢えて選んだ理由がここにあります。
 
 
鍛造と鋳造の主要点比較
 
 鍛造鋳造
代表的製品航空機用ホイール等航空機部材、日本刀鍋・釜
マンホールの蓋
製造方法金属の塊を高圧プレスにて何回も金型を替えて成形溶かした金属を鋳型へ流し込み冷却後取り出す
成形加圧
(アルミホイールの場合)
1平方cmあたり
4トン(4000kg)以上
1平方cmあたり 約500g
材質内部の粗密性極めて密(例えば餅のよう)非常に粗い(例えばパンのよう)
材質内部の空気孔
(巣)
皆無無数に存在する
製品強度の均一性絶対均一部位により強度差がある
硬度鋳造よりも堅くて傷が付きにくい柔らかくて傷が付きやすい
重量(当社比)
16in×7Jの場合
6.9kg約9kg
 
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